院長児玉充央
1994年愛知医科大学医学部卒業。名古屋大学大学院にて高齢者の全身を診る診療科である老年内科を専門に学ぶ。その後、循環器内科で心臓カテーテル検査などさまざまな経験を積み、介護老人保健施設に勤務。2011年、現在の地に開業。名古屋市医師会では健康情報誌で認知症について執筆をしたり、在宅医療の担当を務める。認知症初期集中支援チームの活動など地域医療に取り組む。
具体的な症状、悩み、日常の出来事など
皆さんのお話を聞かせてください
私の医師としての原点は祖父の臨終に立ち会ったことです。幼い頃からかわいがってくれた祖父はペースメーカーを付けておりました。父も兄も医師ですが、進路に悩んでいた10代の私は祖父の最期を目の当たりにしたことで、医学の道に進む決心をしました。
じっくりと患者さんと向き合う診療がしたいという想いから、診察室には時計を設置せず、焦らずに話したいことを話してもらえるような環境づくりに取り組んでいます。私がめざすのは患者さんのQOL(生活の質)を損なわない治療です。そのためには、治療に対する希望や生活背景などを知る必要があります。日々の生活に制限を加え、患者さんが前向きに取り組むことができない治療ではいけないと考えています。また、ご本人はもちろん、付き添われているご家族とも信頼関係を築くために、対話を重視しています。どんなことでも気軽に話せるクリニックをめざし、スタッフとともに笑顔と思いやりを大切にしながら、皆さんの健康をサポートしていきます。高血圧症や認知症など、体の不調が心配な方はお気軽にご相談ください。
服薬歴を
しっかり確認
お薬には相性があるため、お薬手帳の持参をお願いしています。ご希望の方には漢方薬を処方していますので、ご相談ください。
生活習慣病の
診療
糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症、メタボリックシンドロームなど、長期的な治療が必要な疾患にも対応しています。
わかりやすい説明に
注力
解析機能つき心電図やHbA1c測定器などを導入し、各種検査を実施しているほか、健康診断の結果を詳しくご説明しています。
介護についての
相談も受付
介護保険申請に必要な主治医意見書の作成も承っています。医療と介護の相談がしやすいクリニックをめざしています。
認知症の検査と
治療に対応
「もの忘れ検診」に対応しており、より検査が必要な場合は近隣の医療機関と連携をして、早期治療につなげています。
一人ひとりとじっくり
向き合うための診療
時間枠の中で診療するのではなく、ゆっくりと話をしてもらえるように当院では予約診療を行っていません。ご承知おきください。
内科・小児科
発熱や鼻水、喉の痛みなどの一般的な風邪の症状のほか、胸焼け、胃腸炎、便秘症、腰痛症、貧血、気管支喘息、アレルギー性鼻炎(花粉症)、認知症(物忘れなど)、じんましん、虫刺され、水虫、肝斑、にきびなどにも対応しています。またお子さんの各種症状についても診療を行っています。必要な時は、院長が待合室から診察室に誘導します。
高血圧・糖尿病
高血圧症はほとんど自覚症状がないため、健康診断等で再検査が必要と診断されても放置してしまう人が少なくありません。進行すると虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)や脳卒中、腎臓疾患などを発症する可能性もあります。また糖尿病も病気という認識が低い場合が多いですが、さまざまな合併症を発症すると命の危険も考えられるため、血糖値をコントロールし管理する必要があります。
脂質異常症・高尿酸血症
血液中のコレステロールや中性脂肪が多い疾患です。動脈硬化の原因になることもあるため、自覚症状はありませんが、きちんとした治療を受けることをお勧めしています。また高尿酸血症は、体内でつくられる量と体外に排出される量のバランスが崩れている状態です。痛風や腎障害の予備軍であるため、生活習慣を改善し、水分を十分に取って軽い有酸素運動を定期的に続けることが重要です。
特定健康診査・後期高齢者医療健康診査
40歳から74歳までの特定健康診査と75歳以上の後期高齢者医療健康診査のほか、その他の成人健診を実施しています。流行性感染症が増加する季節には医療安全の観点から実施を控えさせていただく場合や、予約が一杯の場合があります。また、風しん抗体検査、もの忘れ検診、大腸がん検診、前立腺がん検診、骨粗しょう検診も実施していますので、希望される方は予約時にお申し出ください。
各種予防接種・ワクチン等
健康な人の常在菌である肺炎球菌は、体力が弱っていたり高齢になって免疫力が低下したりすると肺炎を引き起こすことがあります。約90種類以上の型があり、ワクチンによって23種類の型に対して免疫を獲得していきます。再接種には5年以上の間隔を開ける必要がありますので、ご注意ください。当院では帯状疱疹ワクチン、インフルエンザや風しん第5期定期接種などの予防接種も行っています。
【予防接種】
2種混合、麻しん風しん1期・2期、水ぼうそう、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、風しん(一般)・第5期、帯状疱疹、インフルエンザ(季節性・高齢者)、高齢者肺炎球菌(23価肺炎球菌ワクチン:公費助成あり、13価肺炎球菌ワクチン:自費)を実施しております。
令和2年度から高齢者インフルエンザ、高齢者肺炎球菌の予診票が愛知県下統一されることから、この二つの予防接種は、愛知県広域予防接種事業に参加することになりました。
当院では、ワクチンを常備しておりません。
予約時に発注となります。体調不良などで接種日変更は可能ですが、予約されたワクチンは、必ず接種をお願いします。
【連携医療機関】
当クリニックでは、患者さんの希望や受診したことのある病院や当クリニックの連携先医療機関を中心に紹介させて頂いております。
紹介状を作成いたしますので、お気軽にご相談ください。
主な医療連携先の医療機関は順不同ですが、
愛知医科大学病院
名古屋市立大学医学部附属病院
名古屋大学医学部附属病院
藤田医科大学ばんたね病院
日本赤十字社 名古屋第二赤十字病院
名古屋記念病院
独立行政法人 国立病院機構 名古屋医療センター
名古屋市立東部医療センター
名古屋ハートセンター
名古屋掖済会病院
みなと医療生活協同組合協立総合病院
となります。
(2023年3月20日現在)
こだまクリニック
「障害者スポーツセンター」バス停から徒歩5分